下永田 修二 氏

全国国立大学附属学校連盟 理事長

下永田 修二 氏

全国国立大学附属学校連盟 理事長

祝辞

祝辞

 このたびは、一般社団法人全国国立大学附属学校PTA連合会「全附P連PTA研修会 第17回全国大会」が盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。また、本大会の開催にあたり、ご尽力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
 全国の国立大学附属学校園は、公教育に資するという使命のもと、教育研究や教員養成に取り組むとともに、新たな教育課題に先導的に取り組み、その成果を地域や全国の学校へ発信する役割を担ってまいりました。
 現在、我が国の学校教育は、大きな転換期を迎えています。次期学習指導要領に向けた検討が進められ、主体的・対話的で深い学びの実装、多様な子どもたちの包摂を柱として、子どもたち一人一人の可能性を引き出す教育の在り方が議論されています。さらに、調整授業時数制度の活用をはじめ、各学校が子どもたちの実態や地域の状況に応じて、より柔軟に教育課程を編成していく方向性も示されています。
 こうした中、附属学校園には、次期学習指導要領の確実な実装に向けたモデルとなり、新たな教育課程や指導方法を開発・実践し、その成果を広く公教育へ還元していくことが、これまで以上に期待されています。
 また、国立大学及び附属学校園を取り巻く環境も大きく変化する中、大学と附属学校園が一層連携を深め、それぞれの強みを生かしていくことが重要です。大学の研究成果や専門的知見を学校での教育実践につなげ、そこで得られた成果や課題を大学の教育研究や教員養成に生かすとともに、附属学校園で生み出された実践や研究成果を地域や全国へ広く発信する。このような大学と附属学校園との連携と協働をさらに充実させ、公教育の発展に貢献していきたいと考えております。
 そして、このような変革の時期だからこそ、保護者の皆様、学校、大学、地域がつながり、それぞれの立場から子どもたちの未来をともに考えていくことが大切です。本大会のスローガン「子どもたちとこの国の未来のために ~つながる保護者×ひろがる学校=未来を動かす子どもたち~」は、まさにこれからの附属学校園の在り方にも通じるものと感じております。
 全国国立大学附属学校連盟といたしましても、各附属学校園が培ってきた教育実践や研究成果を共有しながら、学校とPTAが互いに信頼し合えるパートナーとして歩み、子どもたちの豊かな学びと健やかな成長をともに支えてまいりたいと考えております。
 本大会が、全国の皆様のつながりをさらに深め、新たな学びと実践を生み出す機会となりますことを願うとともに、全国国立大学附属学校PTA連合会のますますのご発展を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。